「さて・・・どこか住み込みやすそうなほら穴とかないのかな?」
「そうやな・・・ちょっと探すか。」
「みんなで固まって探そう。ここにはケータイもないんだ。はぐれたら事だぞ」
「そうですね」
みんなで歩きながら寝床の捜索を始めた。
しばらくするとどこからか水のせせらぎが聞こえてきた。
「あの・・・これって水の音じゃないんですか?」
「そう見てぇだな」
「ちょっと行きましょう」
少し行ったところに大きく開けた川が流れていた。
「うん、ここなら水もきれいだし。これで水に関しては困らないな」
「どうやら食料も困りそうにないですよ」
カイは川の中をのぞきこんでみた。
結構大きめの魚が群れをなして泳いでいる。
「川に沿って歩いていこう。まだ何か見つかるかもしれない」
みんなで川に沿って歩き始めた。
しかし見れば見るほど魚がたくさんいるなと思った。
水辺には小動物もいる
「あ、あれ滝じゃねえの?」
ごうごうとながれ、たくさんの水しぶきをあげ、大きな滝が流れていた。
「おい、ここ!ここ見てみろよ」
なんとそこは滝の後ろだった。
「すげえ・・・」
そこには大きめの鍾乳洞が広がっていた。
「ここなら住めますね」
「うん、こうもりもすんでるけどな」
ジンが笑いながらいった。
「んじゃ、食糧を探しに行きますか」
「そうだな」
俺たちは腰をあげ、鍾乳洞の外へと繰り出していった。