「ジンさん!俺と一緒に組みませんか?」
「ん?そらどういうことだ?」
俺はそこでジンに自分の意見を述べた。
ジンも賛成してくれ、カイルもまた同様に賛成してくれた。
「さて・・・スリーマンセルで行動するのもいいが、もうひとりぐらいほしいな」
「ですね〜」
そこで俺たちは一緒に参加してくれそうな人を探し始めた。
体の弱そうな人ではだめだ、だからと言って気の強そうなものは集団の規律を破る可能性がある。
「なかなかええやつはおらへんな」
カイルがぼやいた。
「ん〜彼なんかどうです?」
「だめだ、力はありそうだがあの手の性格は後々裏切りかねん」
なかなかいい仲間を見つけることができず、だんだんと人の数もまだらになっていった。
「いいやつがいねえな〜」
ジンがいら立ち始め、そばに落ちていた石を思い切り蹴とばす。
「そうやな〜、ん?彼なんかどうや?」
それは少し遠くにいる見た目若干18歳くらいの青年。
「うん、少し小柄すぎな気もするが、体つきもがっしりしていて誠実そうな顔つきをしている。彼ならいいんじゃないですか?」
俺たちは迷わず彼に話しかけた。
「ねえ、君おれたちとくまない?」
ジンが気さくに話しかけた。
「え、僕がですか?」
青年は少し迷ったがしっかりと明確な答えを提示した。
「はい、いいですよ。さすがに一人で行動するのには限界があるだろうなと思い始めてたところだったんで助かりました。」
「なまえは?」
「はい、マルタと呼んで頂ければ結構ですよ」
こうしてマルタを仲間として迎え入れ、これからおれたちは4人ひと組で行動することになる。
のちにこの行動がどれだけ限りなく正解に近いか思い知らされることになった。
それはここでの生活が始まりわずか1週間のことであった。